役所をなめてはいけない

借金が増えてくると、どうしても役所関係の支払いは、
滞りがちになっていました。
役所なら、多少は滞納しても、
金融業者のように、利息はつかないと思ったからです。
後に、その考えも甘い事を思い知らされるのですが・・・。

私の会社は小さな個人の会社で、
給料は普通の人より多めにはもらっていましたが、
その中から自分で、市民税や国民健康保険、厚生年金を支払わなければいけませんでした。
消費者金融業者からの借金の支払いに明け暮れる毎日でしたし、
借り換えや一本化に向けて奔走して、最低限以外の支出はなんとか回避したかったので、
これらの役所に払うべきお金は、全て滞納していました。

厚生年金は、支払わなければ年金の給付は受けられないでしょうが、
今すぐそれで困るわけでもなかったし、
国保を支払わなければ、保険証が交付されませんから、
それはそれでたいへんですが、病院には行かないようにしようと、
無茶苦茶な決心をしていました。
この二つは、封書で請求が来るくらいで、
特に督促らしくものはなかったのです。

しかし、市民税は違いました。
ある日職場に行くと社長から、

「○○さん、市民税払ってないでしょ。
役所から連絡があって、給料を差し押さえるってよ」

と告げられました。
給料を差し押さえられるは、それは当然困るし、
なにより税金を支払っていない事を、
社長に知られたのが何より嫌でした。
人に借金がある事を知られると言うのは、
本当に恥ずかしいものです。
借り換えどころの気持ちじゃなかった事を覚えています。

そして、役所に連絡すると、
とりあえず、毎月給料から二万円づつ差し押さえますって事になり、
一年半くらいかけて、支払ったのでした。

滞納した市民税を完済した時も、もちろん借金に追われていて、
またもやそれから市民税を滞納してしまいます。
そしてまた一年ほど滞納してころでしょうか。
出勤すると、今度は役所の人間が職場で待っていました。
コワモテで、声が低く、どっから見ても公務員に見えない感じでしたが、
まさか役所がとり立て屋なんか雇わないでしょうから、公務員なんでしょうね。

そして、前回と同様の話がなされたんですが、
滞納を繰り返しているので、今回は前回より早く、
全てを納めろって事で、毎月三万円の返済になりました。
当然これらの支払いで、他の借金の返済も圧迫し、
借り換えにも支障を来たす事となってしまいました。

税金とかは、そんなに利息はつかないと思われがちですが、
市民税の場合、自治体にもよりますが、
5~10、だいたい8パーセントくらいの利息がつきます。
ちょっとした、低金利ローンくらいの利息はつくわけです。

そして、何よりとりたての強制力と言う点では、
金融業者をはるかに上回るものがあります。

役所からの請求書の類は、ほとんど目も通さずに捨てていました。
給料を差し押さえられるのも、返済計画に大きく支障を来たしますし、
各種税金関係は、なるべく延滞せずに納めたほうが良いかと思います。
余談ですが、自動車税にいたっては、
年利14.6パーセントですので・・・・。

コメントを残す

(必須)